2023年10月頃、日本国内でとある外国人YouTuberの行動が大きな物議を醸しました。問題を起こしたのは、登録者数200万人超の人気YouTuber「Fidias(フィディアス)」です。彼は「お金を使わずに日本を旅する」という企画を掲げ、驚くような手段で旅を続けていましたが、その内容が日本の法律やマナーを完全に無視していたとして炎上しました。
新幹線に“トイレ潜伏”で無賃乗車
まず最初の迷惑行為は、新幹線での無賃乗車。彼はチケットを持たずに新幹線に乗り、検札を避けるためにトイレにこもって移動。途中、駅で乗務員に見つかってしまいますが、「体調が悪い」と嘘をついて地面に倒れ込み、その隙に逃走するというまるで映画のような展開。
これに対してJR九州の社長は「これは犯罪であり、非常に迷惑」と強く非難し、警察に相談していることも明かしています。
ホテルで適当な部屋番号を伝えて無銭飲食
次に彼が行ったのは、京都のホテルでの無銭飲食。ビュッフェ式の朝食会場に入り、実際に泊まっていないにもかかわらず適当な部屋番号を伝えて朝食をタダで楽しんだという内容の動画も投稿されていました。
本人は「作戦成功!」と楽しげに語っていましたが、ホテル側は警察に相談しており、非常に深刻な事態となっています。
警察に目をつけられて変装までする始末
これらの行動がネットで拡散される中、本人も「警察に目をつけられている」と発言。動画内では、髪の色を変えたり変装をしたりして逃げようとする様子も見られました。
世間の反応と現在の状況
これらの動画は一時的にYouTubeに公開されていましたが、現在はガイドライン違反のため削除済みです。SNSでは「日本をバカにしている」「犯罪行為をエンタメにするな」といった厳しい意見が多く寄せられました。
本人も一部で謝罪のコメントを出しているものの、信頼は大きく失われており、今後の活動にも影響が出ると見られています。
まとめ
今回の件は、SNSや動画コンテンツの影響力が大きくなった今だからこそ、発信者に必要なモラルと責任を改めて考えさせられる出来事でした。「面白ければ何でもOK」では済まされないことがある。特に海外から訪れる人たちにとって、日本のルールや文化を尊重する姿勢がより求められていると感じます。
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